涙はまばたきすることで眼にうるおいを与え、角膜を保護する機能を持っています。この涙は涙腺で産生され、目頭の上下にある涙点と呼ばれる排出口から鼻の奥へと出て行きます。ところが涙の量が足りない、または涙の質に変化が生じると眼の表面が乾いてしまい、ドライアイと呼ばれる疾患にかかることがあります。
ドライアイの症状
- 眼が疲れる
- 眼が重く感じる
- 眼がゴロゴロする
- 眼が痛い
- 眼が充血する
- 角膜、結膜に傷がついてしまう など
ドライアイの改善方法
ドライアイは、涙点に栓をして涙の排出をあえて阻害する「涙点プラグ」治療で改善します。ただし、涙をためるための栓「涙点プラグ」をすることで、涙の排出が止まり、眼の老廃物や外界から入ってきたホコリなども排出されにくくなります。その結果、目ヤニやかゆみが発生します。このような症状を防ぐために、人工涙液の点眼を併用しながら治療を行う必要があるのです。当院では、患者様の症状に合わせた適切な目薬を処方して治療を行っております。
「涙点プラグ」の材質にはシリコン製、もしくは液体コラーゲン製のものがあり、当院では患者様の症状に応じてこの2種類のプラグを使い分けています。
液体コラーゲン製のものは、冷めたいところでは液体状に。一方、体温で温まるとゼリー状に固まります。このような特徴を活かして、液体の薬剤を涙小管に注入して15分ほどで固まったものが「涙点プラグ」となるのです。涙点プラグの寿命は、2週間～3カ月と永久的に使えるものではありません。ドライアイが改善しない場合は、再びプラグを挿入します。またプラグの脱落が頻回に起こるような方には涙店閉鎖の手術なども行うことができます。
このような方法で、ドライアイは改善できますが治療に加えて、加湿器を用いたり、エアコンの設定を変えることも、ドライアイ対策の有効な手段といえるでしょう。
ドライアイは、涙点に栓をして涙の排出をあえて阻害する「涙点プラグ」治療で改善します。ただし、涙をためるための栓「涙点プラグ」をすることで、涙の排出が止まり、眼の老廃物や外界から入ってきたホコリなども排出されにくくなります。その結果、目ヤニやかゆみが発生します。このような症状を防ぐために、人工涙液の点眼を併用しながら治療を行う必要があるのです。当院では、患者様の症状に合わせた適切な目薬を処方して治療を行っております。
「涙点プラグ」の材質にはシリコン製、もしくは液体コラーゲン製のものがあり、当院では患者様の症状に応じてこの2種類のプラグを使い分けています。
液体コラーゲン製のものは、冷めたいところでは液体状に。一方、体温で温まるとゼリー状に固まります。このような特徴を活かして、液体の薬剤を涙小管に注入して15分ほどで固まったものが「涙点プラグ」となるのです。涙点プラグの寿命は、2週間～3カ月と永久的に使えるものではありません。ドライアイが改善しない場合は、再びプラグを挿入します。またプラグの脱落が頻回に起こるような方には涙店閉鎖の手術なども行うことができます。
このような方法で、ドライアイは改善できますが治療に加えて、眼瞼の温罨法や加湿器を用いたり、エアコンの設定を変えることも、ドライアイ対策の有効な手段といえるでしょう。
